【連載企画!!】早稲田大学物語 第11話 | 東進ハイスクール三鷹校|東京都

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2018年 12月 28日 【連載企画!!】早稲田大学物語 第11話

担任助手の先生は開口一声こうおっしゃいました。「何?落ち込んでの?」「はい…」と力なく答えた僕は何故こんなにも落ち込んでいるのかを説明するために、先ほど書いた内容を伝えました。そうすると、先生は僕にもっとポジティブになるべきだと伝えたあと、こうおっしゃいました。

「だってさ考えてみなよ!ここから受かってみろよ、めちゃくちゃかっこいいよ?」

その言葉で僕はもう一つの軸を見つけました。

「挫折した分、成功は輝く。」僕が今まで経験してきた挫折を、成功を際立たせるための背景にするのか、ただの挫折にするのかは、僕次第。僕はまた走り出しました。あの過去も意味があったんだと胸を張って言えるようになるために。

もう一つの面談は親と担任との三者面談でした。前を向いたとは言え、現実的に東大に受かるのは難しかったです。担任助手の先生に励まされたものの、依然、気持ち的に弱くなっていた僕は、私立文系に転向しようと考えてました。文系科目なら演習で結果も出てましたし、元々、早慶上智以上に行ければそれでいいと思っていました。伝えた次の瞬間母がキッと厳しい顔つきで僕に言いました。

「ちょっと成績が悪かったくらいで楽な方に流れるくらいの覚悟なら、受験なんて辞めちまえ!!」 

ハッしました。僕がなんでこの受験をしているのか。変わるためでした。抜け出すためでした。大事なところでいつも逃げ出す自分から。そんな自分が招いた自堕落な人生から。

僕は思い直しました。自分が今の成績から目指せる最高の大学を目指そうと。

担任先生と話し、東京外国語大学を目指すことになりました。