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2018年 12月 24日 【連載企画!!】早稲田大学物語 第7話
東進に入ってすぐに、夏に受けた模試の結果が帰ってきました。
帳票を見て僕は愕然としました。あんなに頑張ったにもかかわらず、偏差値が38だったからです。
以前の僕なら、「どうせ」と諦めていたかもしれません。しかし、成長した僕は違いました。
「でも」そう言って僕はここからどうやって成蹊での誓いを果たすかを考えました。
この時、僕は面談時にとんでもないことを言いました。
「先生、僕、東大を目指します。」
信じられますか?偏差値38の高校2年生が東大を目指すと豪語したんです。しかし担任は目指せと言ってくださりました。
それから僕は、週6コマくらいのペースで毎日東進に通いました。
東進では、高速基礎マスターや受講に関してランキングを張り出してました。多くやったらランキングに載るのですが、ぼくはそこに載るようになりました。
担任助手の方はそんな僕を褒めてくださりました。嬉しさよりも驚きの方が多かったです。今まで努力できることは当然で、努力できない僕はダメなんだと思い続けてきた僕にとって、努力が褒められるという経験が新鮮でとても嬉しかったのを覚えています。
嬉しくて、どんどん受講しました。ランキングを見るのが当時の僕の楽しみでした。
この頃、グループミーティングで友人ができました。
彼は僕よりも早く入っていましたが、勉強量は僕の方が多かったです。なのでこの時は、彼は単に友人でした。
つづく