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2020年 11月 29日 公開授業後記
こんにちは!!東進ハイスクール三鷹校担任助手の金子です!!
先週の土曜日、栗原隆先生による特別公開授業がありました。皆さん参加しましたか?
今回の公開授業は先にテキストに書いてある問題を事前に解いてから答え合わせ兼解説を含んだ珍しい形の公開授業という事もあり、栗原先生の普段からの古文の解説がふんだんに発揮される授業となりました!!
授業内容としては、
- 共通テストの古文における使用変化について
- 活用語尾の覚え方
- 単語の意味を原意から把握する方法
- 共通テストにおける選択問題の解き方
- 撥音便の開設
- 統語論を用いた助動詞の組み立て方
- 見づらい構文の読解を楽にする方法
など、二時間で多岐にわたる古文に関する役に立つ授業を行ってくださいました。
特に僕が感動したのは、単語の意味を原意から推測をする方法のところで、
たとえば、
「おぼつかなし」の原意はおぼろというぼんやりとしたものから「ぼんやりしている」、「はっきりしない」の二つであるが、そこから類推、近接、全体比較などの意味の変化を通して「心配である」、「じれったい」の意味も追加されています。
このように言語の意味の変化には①類推②近接③全体比較の三種類がある、とのことをおっしゃっていました。
この覚え方は正直単語帳だけ与えて小テストだけする学校の古文の授業とは一味も二味も違って感動するほどわかりやすかったです。
あとは栗原先生は模試の問題製作者という事もあり、共通テストにおけ古文の選択問題の解き方など実践的な授業も行ってくださいました。
授業終了後の生徒には目の色が変わっている生徒もいて、栗原先生のもとに熱心に質問をしている生徒も出てきました。
このようなことから公開授業というものは受験生の勉強をスタートさせるきっかけとなる大きな転換点になることが出来ると僕は感じました。基本は東進生はパソコンの中にいる先生の授業を受けているため分かりやすさやありがたみというものを感じづらいとは思うのですが、さすがはプロの講師という事もありいざ対面で授業するとその教室の雰囲気から違う事を感じました。ほとんどの生徒は好奇心をかきたてられるような授業に感動しながら授業を受けていました。また東進生でない一般の方々からも高い評価を得ることが出来るほど素晴らしくクオリティーの高い授業であったため、生徒はこの授業に参加すれば新たに受験生活をスタートさせることが出来ると思います。
今年に公開授業はもうないですが、2021年にもう一回公開授業があります。まだ講師の先生は決まっていませんが、是非参加してみてください!!