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2021年 12月 29日 国立理系志望の社会選択

こんにちは、担任助手の松村です。

今日は国立理系志望で、まだ社会の選択科目を決め切れていない方に向けての記事となっています。

1.国立理系の概要

国立理系は受験生のなかでも、一番の勉強量を必要とする志望形態と言われています。必要科目は数学ⅠAⅡBⅢ・現古漢・英語・理科×2・社会と非常に多く、また重ためな教科が多いです。そのことも相まって、教科の選択権がある理科社会の選択が重要になります。今日はみなさんが迷いがちな社会の選択科目について話していきます。

 

2.社会の選択肢

基本的には、地理・世界史・日本史・倫政から選ぶことになります。(現代社会は受験できない大学もあるので、今回は省かせていただきます。)今日はこの4教科の特徴などを説明します。

 

-1.日本史世界史

日本史世界史はまとめて話しますね。これらの科目の一番の特徴は、何といっても圧倒的なまでの暗記量です。その暗記量から時間を食われることが多いので、学校の先生などに日本史世界史選択にしようか相談すると、止められることもしばしばあるとか。ただ、もちろんメリットも存在します。日本史世界史の一番のメリットは点数が安定することです。勉強時間に余裕があり、本番安定して高得点を狙いたい方にはおすすめします。

-2.地理

地理は国立理系のおおよそ半分が選択する科目です。多くの受験生から選ばれる理由は、その暗記量の少なさにあります。ただ、その反面点数が安定しづらいです。地理は倫理的思考力を用いて問題を解いていくので、自信がある方、また暗記が苦手な方におすすめします。

-3.倫理政治経済

先ほど紹介した、世界史日本史は暗記が多いが安定する、地理は暗記が少ないが不安定といった特徴を持っています。その中間くらいに位置するのが倫理政治経済です。程よい暗記量、適度な安定感があります。

 

以上の話をまとめますと

安定感

日本史世界史>倫政>地理

暗記の少なさ

地理>倫政>日本史世界史

となりますね。

 

いろいろつらつらと説明しましたが、結局一番お勧めする選び方は、興味があるものを選ぶことです。好きこそものの上手なれということわざがあるように、やはり何事も好きには敵わないです。