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2018年 10月 10日 ライバルをつくろう

こんにちは!担任助手の深谷です。

受験生の皆さんは順調でしょうか?いよいよ最終局面の時期に入ってきました。

今回のテーマはライバルをつくろうです。

受験勉強に限らず、なにかをなすときにはモチベーションが重要になってきますよね。そのモチベーションの一つとしてライバルを作ってはいかがでしょうか?

私事になりますが、受験生当時はライバルの類の人たちが学校にいました。そのような人がいると何が良いのでしょうか。

①競争心が生まれる

受験はある意味では競争の世界ですから、自分の周りにライバルを作っておくことで、小さな舞台でも競争しておくことが大切です。自分一人でやっていても、そのことが正しいのか否か判別することは難しいです。

模試の成績などを見せ合ったりすることで、この人に英語で負けてるな・・・など直接的な刺激を受けることが出来ます。

②楽しくなってくる

これはあくまでも私が感じたことですが、ライバルを作って勉強をしているとなぜか楽しくなってきます。休み時間に、日本史の早押しクイズ大会をしたり、英単語即答大会をしたりと、自主的に勉強をするようになってきます。そして、いつしか勉強がさほど苦ではなくなってきます。

以上の2つが私が思う良いことです。他にも利点があるかもしれませんね。

人間はだれかに見られると、より勉強するようになります。

ですから、皆さんもライバルを作ってみてはいかがでしょうか!

そのライバルと競争する新たな火種?にもなりうるのが模試の存在です。

下のバナーから模試の申し込みができますので、是非クリックしてみてください!

2018年 10月 9日 担任助手の専攻紹介vol.5

こんにちは!三鷹校担任助手あなやまです。

今回のブログのお題は大学での「専攻紹介」ということで、まずは僕の通っている大学を紹介したいと思います。

僕は早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修というところに通っています。専攻は歴史学です。

ここからが本題。

歴史学って何のためにあるの?なんてよく聞かれます。一般的には、「過去を理解、分析することで現在しなくてはならない、行動の判断の参考や基準にできる」なんてことが言われます。

具体例だと、両大戦間期において、イギリスやフランスはナチスドイツに対して融和政策をとった。結果これがヒトラーに宣戦布告の決意をさせた。なので一時的な宥和政策は時として今後の平和を脅かすことがあるため、慎重な判断をしなくてはいけない。という感じです。

これ、実は歴史学じゃないです。これはどちらかといえば政治学に分類する方が正確で

これはあくまで、一例で歴史学とは何かという問いに対する正解ではありませんが、一つの側面として、

歴史学は、むしろ、当時の国同士の力関係、政治的文脈、民族構成、人々の社会通念など様々な理由を史料に、イギリスのチェンバレンが宥和政策を取ったという歴史的事象に関して、分析し評価をするほうです。

もちろんこれは視点や参考にする史料を変えることで評価は変わってきます。

特に、すでに歴史的事象を体験した我々からの目線、つまりは後ろを見る目線で分析、評価するか、それとも歴史的事象をまさにオンタイムで体験している人々の目線、前を見る目線、で分析、評価するかで評価はガラッと変わります。

またもう一つ大事なのは客観性という問題です。その史料はどういった思想や経歴を持った人物によって作成されたものなのか。そこに留意しなくてはいけませんし、そもそも人間が作る以上史料に客観性なんて存在しないのではないか、ということは歴史学において客観性を付与することは不可能なのではないか。なんて議論もあります。歴史学とは何か以前に、歴史学に客観性があるかどうかすら答えが見つかっていないんですね。

こんな歴史学の楽しさは一つ。ややこしさです。

なにか一つの正解があるわけではありません。誰が正義で悪かも決まっていません。そして何より、世の中一般で正義だと思っていたものが悪だったとわかるとき、常識がひっくり返ります。それが楽しいんです。

どうでしょう。少しは歴史学に興味を持っていただけたでしょうか。

世界史や日本史で質問ある方、是非聞いてください!答えられる範囲でお答えします。

 

2018年 10月 7日 担任助手の専攻紹介 vol.4

 

こんにちは!担任助手の植竹です(*^^*)

 私は、家政学部の児童学科に通っているので、そのことを書こうと思います。

 その前に、突然ですが私は、元々違う大学に1年間通っていて、そこでは外国語を主に学んでいました。高3の時、正直やりたいことが明確に決まっていなかったので、あまり深く考えすになんとなく併願校を選んでしまい、結果的にその大学に行くことになりました。

そこでの学生生活は、志望していたところではないことに加えて勉強の内容もあまり興味がなく、どうしても気が乗らない毎日でした。そして贅沢なことですが、受験し直したいと思い、仮面浪人しました。

なので皆さんには、入ってから後悔しないように、自分のやりたいことや大学に行って勉強したいことなどしっかり調べて考えて受験してほしいなと思います。

さて本題入りますが、児童学科では、保育士・幼稚園・中高の家庭科・司書・博物館学芸員・社会福祉主事・児童福祉司・児童指導員 の資格が取れます。児童学科の大半の子は、保育士コースに入るか、幼稚園の先生の資格を取るという感じです。大学によって取れる資格も変わってくるのでそこは調べてみてください✎

授業の内容としては、免許取得に必要な日本国憲法や社会福祉系の授業や、幼児教育の専門的なものや心理系のものまで様々受けています。

私の1年生の前期の時間割はこんな感じです↓

      1       2       3       4        5   

月             世界経済    脳と行動    身体運動    

火     音楽      健康      英語

水             社会福祉    心理学     英語       生活

木     日本国憲法   情報処理    

金     幼児教育論                   教職基礎論

土             児童学序説

 

2年生からは、フィールドワークの授業があり、実際に保育園に行って幼児を観察したり、絵本を作ったりと実践的な授業が増えて楽しいです!

 

何か興味があることや質問があれば、なんでも声をかけてください?

 

2018年 10月 4日 担任助手の専攻紹介 vol.2

こんにんちは!担任助手の本村です。

昨日は吉田担任助手が国際開発農学についてお話ししていましたね!国際開発農学なんて初めて聞きましたし、そんなことやってるのか〜!と私も勉強になりました。笑
さて、今日は法学についてお話しします!

法学なんて言っちゃうと、お堅い感じしますよね。みんな六法持ってて〜条文暗記してて〜〜裁判官とか検察官とか弁護士とか…いわゆる「法曹」を目指す人集まってそう!というイメージ強いと思います。
わたしも自己紹介で『法学部だよ〜』というと99.9%「弁護士になりたいの?!」て聞かれます。(ちなみになりません)

そんな法学部ですが、実際はどんな勉強をするのか!

まず基礎科目として、憲法・民法・刑法の3つを学習します。
★憲法:国の最高法規(人権と統治について規定)。
★民法:財産および家族や相続をめぐる生活関係に関わる法。
★刑法:犯罪と刑罰に関する法。

この三法を学習したら、その他学ぶ系統は人それぞれです。法曹志望であれば、民事訴訟法刑事訴訟法などを、企業に就職したい人は会社法商法を、公務員志望であれば労働法行政法などが多いですね。

その他、「○○法」という名前ではない、法学部ならではの授業があります!刑事系に偏ってしまいますが、厳選して3つ紹介します☺︎
★模擬裁判:法廷教室を使って裁判官・検察官・弁護人役を演じ、公判手続について学びます
★犯罪学:なぜ人は犯罪をしてしまうのか、社会背景やデータをもとに、論理的に考えます
★刑事政策:犯罪者処遇制度の課題を認識し、今後の社会の在り方について考えます

どうでしたか?お堅いイメージを持たれがちな法学ですが、決してとっつきにくい学問ではありません。意外と身近に法律は存在していて、そうなんだ!とタメになることも多いですし、社会に出た時自分を守れ、役に立ちます。また、法曹志望者だけでなく、公務員志望者にもおすすめの学問です!

ちなみに、六法全部暗記する、という噂は大嘘です!重要な条文は覚えてないと不便ですが、そういうのは登場回数が多くて自然と覚えてしまうので、意識的に覚えるものはないと思ってもらって大丈夫だと思います。(司法試験受験はちょっと例外ですが)

もっと詳しく聞いてみたいなんていう物好きな方がいたら声かけてください?ぜひ話しましょう〜〜

担任助手 本村

 

2018年 10月 3日 担任助手の専攻紹介 vol.1

こんにちは!担任助手の吉田です!

今回は高2生以下に向けて、大学・学部選びの参考にしてほしいということで

各担任助手がそれぞれの学部・専攻の紹介をしていきます!

 

ということで僕が紹介するのは、国際開発農学科というところです!

ちなみに東大は進振りという制度で、2年後期から専攻が決まる仕組みです。

(それまでは一般教養を深めるという制度)

どの大学でも一般教養は結構やります。

 

ではでは、国際開発農学の話に戻りますが、皆さん農学部と聞いて何を思い浮かべますか?

農作物育てる研究?品種改良とか土壌がなんちゃらかんちゃらとか?

なんだかんだ理系で研究をするというイメージだと思います。

もちろん農学部はそういう学科がそれぞれメインであります。

 

しかしそれだけではありません!僕の学科は国際、特に途上国の農業に関することなら何でもやれます!

農業分野としては食物栽培・水産・畜産・林業、研究分野としては品種改良などの実験的開発だけでなく物流・制度・IC農業などなど

農作物栽培の改善それ自体だけではなく、農学部では農業に関連する知識を学びトータルとして農業の改善を目指すというものはたくさんあります!

その中で自分の学科は途上国の農業問題の改善(近代化の遅れ・それに付随する貧困など)をメインにしてます。

(ちなみに机に向かうだけでなく、学科みんなで3泊とかで農業・牧場・臨海・森林などの実習所に行くとかもしてとても楽しかったです)

 

学部選びの際、理系だからただひたすら実験室で何かを実験というイメージをまずは捨てましょう!

実験・研究成果を学びつつ実際の社会にどう役立てていくか、専門知識を学んでその方策を研究していくことも理系の立派な一つの分野です!!