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2018年 9月 1日 夏休みを終えて

こんにちは!担任助手の深谷です。

先日、センター試験本番レベル模試がありました。その会場で去年所属していた吉祥寺校の担任助手から「ブログ見ているよ」と言われ、抜かりなくチェックされているなと痛感しました。

私は冒頭でタイトルと逸れたことを書きたがりな人間なのですが、文章が上手い人は、冒頭に書きたいこと・本論・書きたいことのまとめというふうに、書きたいことに沿って簡潔に書くと先日ネットで見かけました。みなさんは文章を書くときは私のような文章ではなく、要旨を簡潔に伝えられる文章を書くようにしたほうがいいと思います(笑)

さて、今日から9月に入ってしまいました。夏休みというのは中身のある日々を過ごすと本当に短く感じるものです。夏休みに入る前に、みなさんは目標を立てましたか?そして、その目標を達成することはできましたか?

8月のセンター試験本番レベル模試はそのような目標の達成を確認するためのテストという一面もあったわけです。少し私の話になりますが、8月の模試は全く伸びが感じられない結果でした。

たしかに、夏休みあれだけ勉強したのに・・・と焦る人もいると思いますが、夏休みで勉強したことがすぐに実力に出るかというとそんなことはありません。もちろん、8月の模試で結果が出た人は問題ないのですが、多くの人は9月~10月に勉強したことの実力が発揮できると思います。ちなみに、私は後者の人間でした。

ただ、だからといって10月の模試で結果が出るだろうと安心してはなりません。8月の模試が悪かった場合なぜ悪かったのか、どこが足りなかったのかという分析と把握ということが非常に重要です。模試の成績は大学合格判定に目がいきがちですが、重要視すべきところは各問題の正答や解説といったところです。模試は我々に素晴らしい材料を与えてくれているのです。

では、9月に入り具体的にどういうことをやっていけば良いのか。

まず高1高2生は校舎に来ることが第一です。9月は文化祭シーズンで準備等で忙しいと思いますが、そのような状況において東進に来るということを組み込みましょう。疲れると思いますが、高3生でも夏までは部活後に来るといったことが当たり前になります。そのトレーニングの一環として、まずは校舎に来る生活をしましょう。

次にやるべきことは高速基礎マスターです。名前の通り基礎力に関しては多くをカバーできる教材ですのでどんどん進めていきましょう。私は高2から東進に入学にしたのですが、マスターを放置しており高3の夏に急いで終わらせた記憶があります。私のような場合だと基礎力の“定着”という観点においては十分だったとは言い難いです。みなさんは高1高2生という早いうちに基礎力を完成させましょう!

高3生はこれから国公立二次試験対策・私立一般入試対策に入っていかなければなりません。基本的にセンターレベルにおいては夏休みに完成されていることが目安ですが、もしそうでない方がいるのであれば、急いで完成を目指しましょう!二次試験・私大対策に関してはやはり過去問演習が一番です。センター試験とは違って、問題が各大学で違うので、この時期からの徹底した対策が必要です!

そしてもう一つ、二次試験・私大対策において見落としがちなことがあります。それは第一志望校以外の対策です。もちろん第一志望校の対策が最優先になりますが、第二・第三志望校の対策を怠ってしまうとかなり第一志望校の合格が危ぶまれる可能性があります。

例えば国公立大学が第一志望校だとして、第二・第三志望校が私立大学だとします。その場合、ほとんどの私立大学の入試日が先にきます。そして合格は発表日が国公立大学の数日前の場合そこで合格した時と不合格時ではメンタルの面では大きく違うことはわかると思います。ですから、第一志望校以外の対策も怠らないようにしましょう。

過去問演習においてはセンター模試と同様、分析と把握は当たり前ですが、もう一つやって欲しいのが大問別に演習をすることです。各大学の過去問にはいわゆる「クセ」があります。基本的には大きく問題形式が変わることはありませんから、その「クセ」に対応できるように大問別に苦手なところを徹底的に演習するということも効果的です。

9月上旬はまだ暑いですが、寒暖差が激しい季節でもあります。みなさんも体調を崩さないように気をつけて勉強をしてください!